ちょうど30年振りの大学受験を堪能している間に、ブログの更新が2ヶ月も滞ってしまいました。あ、この度の当事者は無論、娘です。
なので、タネを明かせば『どうして名古屋大学に?』は、センター試験を半月後に控えた娘へ宛てて、殊にわざわざ太字にした件なぞ、私自身の経験を懇々と言い聞かせていたようなもの(あ、娘の第一志望は、名大じゃなかったんですがw)。
『2015−1995=20 〜大寒〜』が「1月16日」に間に合わなかったのも、実は今年度のセンター試験初日が1月17日だったためで。更に上梓が一週間も遅れたのは、センター終了後の自己採点で、目標へ遙かに及ばぬ惨憺たる結果が判明したゆえ。
2月に入っていよいよ筆が重くなり、下旬を以て遂に更新が休止してしまった次第は最早、仔細に綴らずともお察し戴けるかと存じます。
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30年振りの大学受験で最も大きな変化は、25%未満だった進学率が約50%にまで上昇した件でしょう。進学者数で比較すれば精々1.4〜1.5倍ですが、少子化で『高等学校及び中等教育学校後期課程本科卒業者』の総数が減ったため、率としては2倍増。
すなわち「大学へ行く子・行かない子」の、二極分化が生じたことになります。
それから、参照先の数字だと判りにくいんですが。30年前、女子は高卒で就職する場合も少なくありませんでしたし、進学しても四年制大学より専門学校や短期大学が主流。対して現在は、大学へ進むなら四年制を選ぶのが、断然多数派です。
しかし、受験生のお母様がたは、四年制大学を受験しなかった層が多数派なので。
ご自身が経験したことの無い“難関”へお子さんが挑むとなれば、心配が嵩じ不安が募るのも無理からぬ仕儀。受験生に甲斐甲斐しく付き添う親御さんの様子を、『過保護な親』と批判的に報道するだけじゃ、些か浅薄に過ぎるのでは?と思います。
あ、もっとも拙宅では、付き添いませんでしたよ。面倒くさいからw
受験当日だけでなく、受験校を決めた最後の個人面談も出願手続も、本人自身が考えて遂行するのが、お世話になった高校・担任の指導方針でしたし。第一、受験日程を自己管理できないようじゃ、大学へ入れたって箸にも棒にも掛かりませんし。
でも覚悟を据えた『肝っ玉母さん』で居られたのは、私自身の経験があったから。
そして、休止していたブログの代わりに、屁理屈を捏ねてずっと避けてたツイッタで、小説家たる心の師匠や、敬愛する描き手様や、脳の機能様式の多様性ゆえに生ずる難儀へ立ち向かう皆様と、『励ます力』を繋がせて戴けたから……なんです。
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最後にもう一人、昨年度の大学受験に当事者として果敢に挑んだ“彼女”へ、心からの御礼と励ましを……公立トップ高への意想外な合格以来、秘やかな疎外感を3年間耐え抜いたあなたの“結論”は、完璧と申し上げて良いほど優れた正論です。
『後悔しない』覚悟はきっと、必然にして最善の道へあなたを導くと信じてます。
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