ヒロさんへの置き手紙

ご自身がとても難しい状況に置かれているのに、
貧しい子どもたちを思いやり、気力を振り絞った
ブログ記事、ありがたく嬉しく拝読しました。

いつも『人の4倍勉強』しているヒロさんを
「良い子」だと好評価して下さる先生がたと、

たまに問題行動を起こしてしまうヒロさんを
「悪い子」だから排斥しようとなさる先生がたの、

狭間で生じたpoliticalな軋轢に巻き込まれ、
『一生懸命　勉強してきたことが　一切無駄に』
なりかけてはいるけれど……

やっぱり、ブログの引退勧告を受けた時と同じく、
ヒロさんはボチボチ“免許皆伝”を言い渡されても、
大丈夫じゃないかなと、ヒルマ小母ちゃんは思うんです。

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だってヒロさんは今度こそ、
「毎日・毎年」をシッカリ積み上げていく努力は、

「10年後・20年後・30年後」の夢を、
一つ一つ 順番に考えて、一つ一つ 準備して、
一つ一つ かなえていけるようにするための、

絶対に必要な前提だ！という因果、
身をもって経験できたのですから。

『毎年やってきたのに情けない』

その自己ツッコミこそ、
ヒロさん自身の「メタ認知」が完全覚醒し、

『ビザがおりなくて退学になったら、日本に帰って働くよ。そしてお金を貯めてもう一度フィリピンに戻る。』

その決断こそ、持って生まれた衝動性ではなく、
ヒロさん自身の勇気＝「行動化の瞬発力」が、
ついに発揮されたことを示す、大切な証なのですから。

そして、まだ、心を落ち着けることが難しいのに、

『たくさんの優しさを　ありがとう。』

と、感謝の気持ちをシッカリ表せたのは、
ヒロさん持ち前の「感覚情報の共有力」が、
これまでの「毎日・毎年」と変わらず、絶好調な証拠。

それら３つが全部揃っていれば、
着実にライフを溜めて、ｸﾞｲｸﾞｲ成長して行ける！てのは、
この一年で大統領さんが、証明して下さったとおりです。

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今、ヒロさんが置かれている難しい事態は、
優しさにあふれた、“普通”の親御さんであれば、
積み上げてきた努力が無駄になった、と落胆し
これから大変だと不安に駆られ、落ち込むのでしょうが

「死んでしまいたい」「生まれてこなければよかった」

そんな言葉を再々、自分の子からぶつけられても、
心の内では「しめた！」と思ってた『わるいママ』は、
ヒロさんも、きっと私の仮説を実証してくれるだろう
という不遜なﾜｸﾃｶ感で、見守っております。

そして数年後から十年後あたりに、ヒロさんから

『わるいパパ』になるには、どうすればいいですか？

という、ご質問を頂戴できる日が来ること、
この世界のどこにいても、心底より願っております。

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大統領さん宛てには、

つらい時、励まし合うた相手は「ともだち」

と、図々しくも書かせて戴きましたけど。

青木先生を“心の師匠”と、
勝手に仰がせて戴いてる私からすれば、
ヒロさんは、お若くとも敬愛すべき兄弟子です。

師兄のお頼みとあらば、いかなる無理難題でも、
パワー全開でお応えするのが、師妹の勤め。

ですからやっぱり、どうぞご遠慮なく
思い切って、どんなご下問でもお申し付け下さいませ。