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2018-12-17
30歳程度の悪いアスペな僕が感じている
危機感を皆様と共有したいのです。ヒロ
『「ハローワーク」は、ダメだと言っているわけではありません。僕たちのような状況の人たちには、なすすべがない ということなのでしょうか。
スギさんが現在の職場である都内の飲食店で働くようになったのは17年10月。サポステを訪れてから約1年半が経過していた。その間、サポステでは、第一歩を踏み出すために個別のカウンセリングやいろいろな無料セミナー・講座を受けた。僕なら まずは「スギさん仕事が決まって良かったね。続けられたら そのことが また自信になるよ。」と言いたいです。
飲食店では、調理の仕事をしているスギさん。そしていま、さらなる一歩を考えている。不安定なバイトから、安心して働ける雇用形態の職業を目指している。「うん? 飲食店で調理の仕事?」「あああ、アルバイトなのか。」
そしていま、さらなる一歩を考えている。不安定なバイトから、安心して働ける雇用形態の職業を目指している。「おおおおおおお、やっぱりサポステ。わかっていらっしゃるのですね!!!!!」
で、ここが この記事で1番大切なところです。
「不安定なバイトから、安心して働ける雇用形態の職業を目指している。」激しく同意です。
「そうだ!!スギさんも気づいたんですね。まだまだ遅くないですよ!!」と、俺は「スギ」さんの手をにぎって励ますんだ。
で、スギさんは それからどうしたのか?
えっ!! あれ、おしまいですか!!』***
そうです、そうです!
ヒロさんがお気づきになったとおり、無料で利用できる公的な就労移行支援ですと、アルバイトでも「就労」と見做されサポート対象から外されてしまうため、当事者さんが『不安定なバイトから、安心して働ける雇用形態の職業を』目指す意志を持てても、後は自助努力でどうぞ……という次第になってしまうようなのです。
加えて多くの親御さんは「バイトから正社員に昇格できるかも」などと昭和風な甘いお考えでらっしゃる気配。平成の雇用はあらゆる分野が、昇進・昇給の無い非正規(ないし企業側が公的補助を受けられる障害者枠)で労働力を賄うべく腐心する方針へ転換してしまったのですから、バイト(ないし障害者枠)から正社員なぞ夢物語なのにご承知戴けていません。
斯く言うヒルマ小母ちゃんの娘も卒論執筆の傍らボチボチ始めた就活は、ニッチな専門職ゆえ求人自体が稀なことも相俟って、常勤・非常勤の別を問わず応募中。されど就労の目的は、専門職の正資格取得を実務で満了し海外留学へ赴くための足掛かりですので、当人は到って意気軒昂。『みんなと同じ』ではない自分には、どんな『なすすべ』があるのか……見通しが立っているからこそ、彼女がひきこもる危惧は無いのです。
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