2019年2月21日木曜日

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先月末を以て「にほんブログ村」のシステムが更新されました。しかし、
新着記事が反映しないというお問い合わせが現時点では一番多く順番に対応を行っておりますが、お使いのブログサービスやテンプレートの種類、最新記事が表示されている RSSの記述の種類などが多岐に渡るため対応にお時間がかかってしまっております。
というお知らせにあるとおり、当方からは定法の記事反映/Ping送信操作を行っているものの、残念ながらBloggerでは今のところ無効な模様。拙ブログのプロフィールも新旧全ての記事が反映できておりませんが、削除してしまった次第ではございません。今後ともブログURLのリンクから、宜しくご笑覧を頂戴願えますと幸甚です。

また消費者向けGoogle+が4月に廃止される経緯で、2月初旬よりBloggerの記事公開 → Google+の共有ポストの連携も無効となりました。読者の皆様には記事新着の通知が無い状況でご不便をお掛けしておりますが、何卒ご理解のほど平にお願いいたします。

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2019-02-20
発達障害の人たちにオススメです。海外留学 ヒロ

「環境を変えて、学校に もう一度行けば、社会に もどれるからね。」こんなことを言われても、僕たちには さっぱりわかりません。   
サポートセンターが、ひきこもっている人たちに やっていることは、先ゆく仲間に出会わせて、彼らの話を聞いてもらうことです。   
それが、僕たち程度の悪いアスペルガーには、もっとも効果的な方法です。  具体的な話でないと、僕たちはイメージできないのです。   
4年間、大学で勉強する。こんなコースだと就職しやすい。4年後には こんな選択肢がある。   
「英語は授業が始まって最初の半年は大変だけれど、だんだん先生の英語がわかってくるから、焦るな。」  
「あとはサポートセンターの言う通りに英語の勉強をしていれば、確実に大学の授業についていけるから心配するな。」   
こんな話を聞いて、その時は わかったつもりでも、時間がたてば、また不安が襲ってきます。ですから、毎日寄り添ってくれる支援者が必要なのです。

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2019-02-21
大人の ひきこもり の人が社会復帰する方法。ヒロ

「アルバイトではダメなんです。」10代なら、まだアルバイトを人馴れする練習として、考えることもできますけれど、20代過ぎてしまったら、アルバイトをさせることは時間の無駄です。    
履歴書には、アルバイトは職歴として書くことはできないのですよ。   
高校、大学卒業後の新卒扱いですと、仕事はたくさんある日本です。しかし、そこから外れてしまうと、たちまち仕事探しに苦労するのです。   
もちろん、1、2年程度の遅れですと まだ会社側も大目に見てくれます。しかし、僕たちのようなケースですと残念ですが、絶望的です。   
高校中退後ひきこもって10年。20代後半。  これが4年前にサポートセンターがおこなった「大人のひきこもり」400人のアンケート結果です。  
 劇団兄いさんも、東大さんも頑張って学校に行って資格をとりました。そして仕事につくことができたのです。   
残念ながら、僕たちのような状況のひとたちは、人1倍大きな努力をしないと社会にはもどれないのです。   
だから、サポートセンターは、30代でも40代でも、なんと50代の人にも学校に行くことを勧めて卒業まで支援を続けているのです。

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さて、さて、さ〜て! 
昨年末の「自己投資宣言」以来、沈黙を保ち続けておられたヒロ師兄!! 「東大さん」こと大野さんが何度も露払い記事を書いて下さった上で、満を持しての再登板です!!! 

まず一読させて戴いた印象は、わずか1ヶ月の間に理知的で洗練された筆致へ急変なさった旨への、嬉しい驚愕。ヒロさんご自身も『親が知れば腰を抜かすくらい驚くでしょうな。良い意味でね。』と綴っておられますが、歯に衣着せぬ物言いをご容赦願ってわかりやすく喩えれば、これまではせいぜい高卒くらいかなぁという雰囲気だった文章が、大学を卒業した社会人として全く遜色ない筆致へ、一気に変貌していらっしゃる。

無論、『日本に滞在して』いらしたお蔭で、日本語を使う機会が一気に増えた所為もあるでしょう。言語能力は使わないでいると、ドンドン錆びてしまいますからね。しかしそれ以上に大きく作用したのは勿論、これまで13年間受けてきた支援の「本懐」を『やっと この私も理解した』顛末、すなわちメタ認知の完全覚醒と私は拝察しています。

4年前の10月に『ブログからの引退勧告』へ寄せて書き送らせて戴いた拙記事へは、『ヒルマさんが感じてほしいところまで 俺は たどり着けない』『わからない俺に がっかりします。』と嘆いておられたヒロさんですが、『やっと この私も理解した と言う現在』なら、ヒルマ小母ちゃんが『感じてほしいところ』へ易々とご共鳴戴けると信頼申し上げております。と言うか4年前だって小母ちゃんは、ヒロさんがこの俯瞰まで成長なさる可能性を秘めていると、バッチリガッツリ信頼申し上げてたんですけどねw

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ところが極めて無念なことに、日本の精神医療や心理の臨床におられる専門職の多くは、旧弊な「発達=子どもが大人になること」という概念が骨身に染み着いたままであるゆえか、日頃接しておられる『小手先の支援』しか受けられない患者さんがたを、ひきこもり当事者の全体像と思い込み『勘違い。すれ違い。』に陥ってらっしゃる模様。

たとえば、人格の著しい成長を如実に反映しているヒロ師兄の文章さえ『3,4年まえのヒロさんのブログの方がユーモアにあふれていた。今はレポート的な記事が多いけれど』なぞと見当違いな批評で腐しておられるような心理職は、新設なった公認心理師の養成課程で「発達=生まれてから死ぬまで一生成長しつづけること」という概念に学んだ意識高い新鋭によって、「ホントは『発達障害』ジャナクテ『多様性発達』なんじゃね?」「ホントは『不登校』とか『ひきこもり』ジャナクテ『進路選択ミス』なんじゃね?」と、この国の蒙を啓いて下さる臨床家へ続々と刷新されていく旨、期待申し上げております。

【拙ブログの関連記事】『人類のワイルドカード』 『ヒロさんへの置き手紙

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