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2019-03-04
みなさんで知恵を出し合って
ひきこもりの問題を解決しませんか? ヒロ
『僕も大統領も、あと誰か忘れたけれど、サポートセンターで出会った他の連中も全て、ゲーム依存から脱却しています。
それには、現実の世界で楽しいことや夢中になれることを教えてあげることなんです。
ね、簡単でしょ。
しかし、お父さん、お母さんは頭を抱えてしまうでしょう。「ゲームより楽しいことって なんだろう。」って。
だって、僕たちの両親は、子どものために働いて、家事をして、自分たちが楽しむことを犠牲にしているからね。 自分たちに楽しいことがないと、子どもには教えられないよね。
まあ、そんなことを言っていても しょうがないので、ここは1つ知り合いやの人たちに情報を拡散して、楽しいことを見つける努力をしてみてください。
何か見つけて、見事ゲーム依存から脱却した暁には、ぜひレポートをお願いします。
みんなで知恵を出し合って、〈ひきこもり〉〈家庭内暴力〉〈無気力〉な子どもたちに手を差しのべてあげましょう。 難しい問題では ないのです。もっとも大変なことは、大変な子どもを持つ ご両親の状況です。ギリギリのところで、毎日頑張ってみえる お父さんに お母さん。
そんなご両親を、まずは楽にさせてあげないといけない と僕は思うのです。』
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そうです、そうです!
他の兄弟とは違うことを親御さんがたにご理解いただきたい!とか、母親がこうすれば子どもはより良くなります!というのは全く以て正論なのですが、『ギリギリのところで、毎日頑張ってみえる お父さんに お母さん』へ向かってそう訴えかけてしまうと、意図に反して親御さんがたをますます追いつめることになってしまいますからね。
なればこそヒルマ小母ちゃんは、「我が子に対する不安を克己できた親御さん」の候補に巡り逢えたとき、真っ先に「お母様をこそ楽にさせてあげないといけない」という発想で、私の時間や好奇心や敬愛を傍目八目なお節介ながら投資させて戴きました。
上記リンク先のブログへ、小母ちゃんが「ヒルマ」と名乗ってコメント寄せさせて戴いた3年間の経過が、まさしく『何か見つけて、見事ゲーム依存から脱却した』レポートになっています。叶いましたらお時間許す範囲で、お目通しを戴けますと幸甚です。
障碍と見立てられるほど大きな凸凹を生来抱えるお子さんは、「これは家族の問題だから、自分たちで解決しなければならない」と親御さんが秘匿するのでもなく、子育ての勉強会へ通ったり心理職の資格を取ったり親御さんご自身へ自己投資するのでもなく、ヒロさんが綴って下さったとおり『みんなで力を合わせて』『みんなで知恵を出し合って』育んでいくのが、たったひとつの冴えた子育てと私もずっと考えていたのですよ。
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